fantasiaの為の研究ブログ

主に心のこと、頭のこと、意識と無意識、精神的なこと…スムーズに生きる為に経験をoutput

違う街

東京に来ている。

 

高速バスを待つ間、本を物色していた。

本なんて読める質でもないのに。

インスピレーションというものが頭の上の方からやってくればいいのにと思いながら。

 

でも、

出発の時刻がもうすぐという時に

「あ、これだ」というその小説を手にとって店を出た。

 

その日は雪予報だったが、予想は外れたと思っていた。

しばらくして、息もしずらいんじゃないかと思うくらいに空間を埋め尽くす塵のような細かい雪が窓の外にあったが

それも嘘かと思うくらいにすぐに消えていった。

 

山崎ナオコーラのその小説は当たりだった。

きっとしばらく私はこの人の小説ばかり読むだろう。

最後まで耳の中の詰まりが取れないまま、東京の街に足を乗せる。

寒さと標高差の違いに身体の変化が追いつくのがだんだん遅くなってくことにイライラしながら

最近の夜空にひとつ凄く光る星をこちらの空でも見て

 

離れるから想える感謝が自分にもあることに少しほっとした。

 


それと小説を読んで気付いたことがある。

他の人が書く言葉と自分がこうして書いている言葉の違いで

自分がいつも「思う」とか「気がする」とか

そうゆう曖昧さで締めくくること。


それは逃げ道をどこかに作っておきたい事と、

自分ではこうすると決められないことに起因してるからじゃないかと思った。